約 3,948,813 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/7090.html
クリスタル(くりすたる) 概要 PS版デスティニーから登場した水晶型のモンスター。 登場作品 + 目次 デスティニー(PS) デスティニー(PS2) ハーツ TOPなりきりダンジョン ファンタジア(PS) レイズ 関連リンク関連種デスティニー(PS) デスティニー(PS2) ハーツ ネタ デスティニー(PS) 作中説明 HP 200 TP 0 攻撃力 0 防御力 10 命中 0 回避 0 EXP 15 ガルド 0 レンズ 80 重量 5 属性防御 無:気絶・マヒ・睡眠・トラクタービーム 状態異常 - 落とすアイテム - 盗めるアイテム - 出現場所 ストレイライズ神殿(セインガルド) 行動内容 / 総評 ピンク色の水晶型のモンスター。セインガルド地方のストレイライズ神殿で結界として配置されている。 リザードマンと一緒に現れるが、こいつ自体は何もしないため、リザードマンを倒せば勝ったも同然である。 この系統は倒された時のモーションが他の敵と違い、爆発せずに粉々に砕け散ってしまう。 ▲ デスティニー(PS2) 作中説明 Lv 15 HP 990 攻撃 160 防御 380 術攻 180 術防 120 命中 回避 集中 種族 無機物 経験値 20 ガルド 0 弱点 水 耐性 - 状態異常耐性 レンズ ラフ:5クリア:2 落とすアイテム くずレンズ(20%)・ダークボトル(10%) 盗めるアイテム - 出現場所 ストレイライズ神殿(セインガルド)ストレイライズ神殿(カルバレイス) D・ストライク (※基準はNormal 落とす(盗める)アイテムの数値は落とす(盗める)確率) 行動内容 / 総評 ピンク色の水晶型のモンスター。 ▲ ハーツ No. 116 種族 無機物 Lv 35 HP 9360 攻撃力 230 術攻撃力 210 防御力 580 術防御力 550 命中力 550 回避力 560 集中力 550 弱点属性 闇 経験値 240 ガルド 240 出現場所 起動結晶城サンドリオン 落とすアイテム 輝念石×3・光念石×3 盗めるアイテム 輝念石 (※基準はNormal 落とすものは最大値) 行動内容 緑色のオーラを放出して周囲の相手を攻撃する。 魔法陣を出現させ、クリスタル1体を戦闘に参加させる。 フォトン/光属性の思念術攻撃。 スパークウェブ/光属性の思念術攻撃。 総評 1回目の起動結晶城サンドリオンに出現する緑色の水晶型の魔物。 オーラで周囲の相手を攻撃したり、フォトン、スパークウェブを唱えてくる他、1体になるとクリスタルを呼び出してくる。 火力は低めなので危険度は低いが、仲間呼びがあるので攻撃力が低いと面倒。 攻撃力に自信があるならわざと呼ばせて稼ぎに利用するのも手か。 ちなみに1回目の突入時にしか出現しないので戦い忘れに注意。 ▲ TOPなりきりダンジョン No. 24 レベル 10 HP 60 TP 20 EXP 15 G 20 弱点 - 耐性 - 無効 炎・光 備考 - 落とすアイテム ホーリィボトル 盗めるアイテム - 出現場所 ほのおのどうくつ 総評 ほのおのどうくつに出現する青い結晶型のモンスター。 ▲ ファンタジア(PS) 本編には登場しないが、GROOVYアーチェで敵として登場。 まったく移動せず、破壊可能な障害物のような扱い。基礎スコアは100点。 ▲ レイズ ユニゾン・アタック(マルチプレイ)中にランダムで出現するモンスター。 ただし攻撃行動を一切取らず、実質お助けアイテム等に近い存在。 破壊する事で大鏡鳴術が発動し、敵全体を攻撃できる。 基本的に移動せずフィールド中央に鎮座するが、魔鏡技に巻き込まれるとあらぬ方へ飛んでいってしまう。 最大HP15だが、術技を当てても1ダメージしか入らず通常攻撃や魔鏡技は0ダメージ。 早い話、術技のみで15hitさせれば破壊できる。 また通常攻撃ではダメージが入らないものの色が変わり、破壊した時の色によって発動する大鏡鳴術も変化する。 対応は以下の通り。 色 発動する大鏡鳴術 赤 クリムゾンメギド 青 アクアミスティック 茶 アースディザスタ 緑 シルフィードメロディ 紫 シャドウディバイド 黄 サンクチュアリ ▲ 関連リンク 関連種 デスティニー(PS) パワーストーン ファイロクセン デスティニー(PS2) ファイロクセン アランブラ ハーツ ルビークリスタル サファイアクリスタル トパーズクリスタル ▲ ネタ クリスタル(英:crystal)とは、「結晶」、特に水晶の事を指す。 古フランス語 "cristal"(氷、氷のような鉱物の意)に由来。 ▲
https://w.atwiki.jp/srwkdm/pages/115.html
24代目スレ 2008/07/13(日) 【メキシコ南東部 チアパス州】 ハザリア「・・・・・・ハァ、・・・・・・ヒィ」 戦闘獣サイコベアー「もう少しよ、セニョール」 ハザリア「あぁ、いや、ちょっと待て。その前に、ハバナを一服」 戦闘獣サイコベアー「火を」 ハザリア「ウム」 シュボッ マリ「ほう」 ハザリア「げほっ! げほっげほっ!?」 マリ「お前ってやつは! またひとりでフラッといなくなったと思ったら、 こんな地球の裏側くんだりまで来て、こんなろくでもないもの吸って!」 ハザリア「あっ、こらっ、なにをする!? ポイ捨てをするな! 貴様には愛煙家としてのモラルがないのか!?」 マリ「まず、愛煙家になっちゃダメだろ! まったく、最近吸ってなかったから油断してたら」 ハザリア「貴様にはおれの心がわからぬか!? taspo導入によって小売店が次々と廃業に追い込まれている、世知辛いこの現代社会! カレーの匂い漂う夕暮れの街角、 ランニングにステテコ姿のオッサンが路傍の石かなにか腰掛けてタバコを吹かし、 その横を竹馬に乗った子供たちが駆け抜けていく。 古き良き昭和の風景を蘇らせるために!」 マリ「お前taspo取れないし取っちゃいけないし! 昭和の風景知ってるわけないし! なにひとつとしてメキシコでハバナ葉巻吸ってる理由になってないよ!」 ハザリア「やかましいわぁっ! だいたい貴様、なぜここにいるのだ!?」 キャリコ「あ、すんません。駅前でラーメン食べてたら捕まっちゃいました」 ハザリア「オッサン! この獅子身中の虫がぁっ!」 マリ「ほんとお前は、わたしが見てないとろくなことしないな」 キャリコ「ご容赦くださいマリ嬢! 坊だって、ほんとはそんなもの吸いたくないんです! ほかのものを吸いたいんです! しゃぶりたいんです! むしゃぶりつきたいんです!」 ハザリア「もしもーし! バルマーボーナス査定部か!? あっ、クソっ、圏外だ! このオッサンに給料払ってるのはどこのどいつだぁっ!?」 キャリコ「やぁ、お美しいメキシコのお嬢さん。 おじさんと、真っ昼間からメキシコビールと洒落込みませんか?」 戦闘獣サイコベアー「あはははっ、おじさん、おもしろーい」 マリ「だ・れ・な・ん・だ・よ、あのメキシコ娘は!?」 ハザリア「ぐぐぐ・・・・・・、ただのガイドだ! 前にツアーコーディネーターを通したら、なぜか四本足のロボが来おったからな。 今度はきちんと、メカギルギルガンのじいさんを通して地元の人間を雇ったのだ!」 戦闘獣サイコベアー「あいよ、メカギルギルガンさんからはよく聞いてるから、 誠心誠意ガイドを務めさせてもらうよ」 マリ「まず、メカギルギルガンさん通してるのが間違いなんだよ!」 マリ「それで、まさかメキシコくんだりまで葉巻吸いに来たんじゃないだろうな」 ハザリア「当たり前だ。それなら直接キューバに行く」 マリ「じゃ、なんだよ」 ハザリア「ウム、これだ」 コトン マリ「なんだこれ、ガラス製の文鎮か?」 ハザリア「風情のないことをいうやつだ。よく見ろ。ガラスではなくクリスタルだ。 それに、人間の下アゴの形をしているだろう」 マリ「エッ、じゃあこれ」 ハザリア「いわゆる、クリスタルスカル、その下あご部分だ」 マリ「宇宙人が作ったオーパーツとかいわれてるやつか? また、お前の祖先が作ったとかじゃないだろうな」 ハザリア「なんでもかんでも宇宙人のせいにするのは、貴様ら地球人の悪いクセだ。 こんなもの、根性入れて300年ほど加工すれば作るのは決して不可能ではない。 これはどう考えても宗教的なものだろう。 シャーマンの一族が、代々コツコツと削ってきたと考えるのが自然だ。 半年でできるという説もあるしな」 キャリコ「12個とか13個とかそろえると、世界征服できるとかいわれてますよね」 ハザリア「こんな骨董品の10個や20個でどうにかなる世界なら、いっそ滅んでしまえ! それに、よく見ろ。輝度も低いし、あちこちに加工痕が残っているだろう。 ヘッジス・スカルのような精巧なものなら、それこそ世界に10数個もないだろうが、 この程度のものなら、案外そこらに転がっている」 戦闘獣サイコベアー「街じゃ、似たようなイミテーションが普通に売ってるよ?」 マリ「エッと、よくわかんないな。価値あるのか、これ」 ハザリア「さらに見よ。奥歯の部分に、虫歯の治療痕のようなものがあるだろう」 キャリコ「ははぁ、古代マヤ人に歯科治療技術があったとなると、地味に大発見ですね」 ハザリア「そんな地味な発見に興味はない。この治療痕にライトを当てると」 ポゥ マリ「アッ、地図が!?」 ハザリア「クリスタルスカルにレンズの反射効果やプリズム効果が仕込まれていることは有名だ。 どうやら、古代マヤ人は光の屈折について高度な計算をおこなえたらしい。 ニホンにあった魔鏡程度のものは簡単に作るだろう。 そら、ここにあるマヤ文字が読めるか」 マリ「読めるわけないだろ」 ハザリア「『太陽と大地がふたたび蛇を産むための供物をここに納める』。 太陽、大地、蛇とはいずれもマヤ文明の崇拝対象だ。 つまり、この地図が示す場所には、おそらく神に捧げた財宝が隠されている!」 キャリコ「なんですってーっ!?」 マリ「うさんくさい話だなぁ。ほんとか、それ」 戦闘獣サイコベアー「地元じゃ、けっこう有名なんだよ。このへんにはご先祖さまのお宝が埋まってるってさ。 たまに白人の旦那方が来て、エメラルドやらなんやら、金持ちや坊さんに売りつけてるんだ」 マリ「えっと、そういうの、売っちゃっていいのか? 大学とかで研究するとか」 ハザリア「マヌケめ。よいか、考古学とは、地球上でもっともカネにならん商売だ。 時間とカネをかけて財宝を掘り当てたところで、所有権は国や土地の所有者にある。 発掘者が得るのは、せいぜい名誉とロマンだけだ。 そして俺は、名誉にもロマンにも興味はない」 キャリコ「欲しいのはロマンスですもんねぇ」 ハザリア「オッサン黙れ。 俺とて、つらい立場なのだ。てっきり国費留学生だと思っていたら、違っていたというこの現実」 キャリコ「ええ、我らが国庫には、お米やお味噌を買うおカネはあっても、 将来ものになるんだかなんだかわかんない子供の学費まで出す余裕はまったくもってございません」 マリ「予想以上に貧乏なんだな、バルマーは」 キャリコ「母星吹っ飛んでますからね」 ハザリア「ボアザンにもキャンベルにもえげつない賠償金をふんだくられたしな」 キャリコ「WWⅠ後のドイツみたいになってないのが不思議ですよ」 マリ「やめようよ、景気の悪い話は」 ハザリア「一応仕送りをもらってはいるものの、いかんせん、我ら兄妹、金遣いが荒い」 マリ「金遣いを直そうよ」 ハザリア「そこで、このクリスタルスカルの下アゴを手がかりに、一攫千金を掘り当てようという目論見!」 マリ「重大な間違いしてるからな、お前。 まずさ、そのクリスタルスカルの下アゴ、いくらしたんだ」 ハザリア「巨万の富を得るためならば、多少の先行投資はやむを得ん!」 マリ「そういうこというひとは十中八九失敗するんだよ! お前、まずお小遣い帳付けるとこから始めろ!」 ハザリア「オコヅカ・・・・・・チョ・・・・・・? 地球の言葉はよくわからんな」 マリ「ついさっき古代マヤ文字解読した人間がなにいってるんだよ!」 【洞窟の中】 マリ「お前さ、たまには太陽の下歩こうよ」 ハザリア「まっぴらゴメンだ。太陽光に当たると、こう、後ろめたいような気分になる」 キャリコ「立ってるか、まっすぐに、お天道さんにカオ向けて」 マリ「そんなだから、お前はいつも顔色が悪いんだよ。 しかし、蒸し暑いな、ここ」 ハザリア「こういう、地下水が湧いている洞窟をセノーテという。 このあたりは川も湖もないから、貴重な水源になっていたそうだ」 戦闘獣サイコベアー「たぶん、地図にあったのはここの突き当たりだと思うんだけど」 【洞窟の奥】 ハザリア「フム、祭壇か。生け贄の儀式が盛んだった土地柄だ。 古代、ここで幾多の血や臓物が散らかされたのかもしれんな」 マリ「怖いこというなよ」 キャリコ「怖がらせたいんですよ、あれ。キャーとかいわせたいんですよ」 ハザリア「ここにもマヤ文字か。フム、『右、左、炎、中央、真実』。 簡潔なメッセージで助かる。中央の祭壇にクリスタルスカルの下あごを置いて、と。 おいガイド、左右の灯籠に火を点けろ」 戦闘獣サイコベアー「あいよ」 ボッ ボッ マリ「なにも起こらないぞ」 ハザリア「慌て者め、少し見ておれ」 キャリコ「しかし、ますます蒸してきますね」 ボゥッ マリ「アッ! 空中に映像が!?」 キャリコ「ホログラフですか? こんなものが」 ハザリア「そんな上等なものではない。蜃気楼現象の応用だ。 地面を触ってみればよい。こうも蒸し暑いのに、妙にヒンヤリしているだろう。 さらに火など起こせば、上方と下方の空気に粗密が生じ、蜃気楼の起きやすい環境ができあがる。 本来、こういう上位倒立型の蜃気楼は滅多に起こらないのだがな。 ナスカの地上絵やイギリスのストーンヘンジなど、古代建築には似たようなことがよく起こる」 マリ「古代人に、こんなことできるのかなぁ」 ハザリア「できるから現存しておるのだろう。 たとえば、マイコン時代には機械語を直で読み取るような人間がいたそうだが、 貴様、現代においてそんなのを見たことがあるか」 マリ「いや、ないけどさ」 ハザリア「これは進化か? 退化か? どちらでもないし、どちらでもある。 進化や退化というものは、時代のニーズに応えて、その場その場で適当に名付けられるものだ。 たとえばナスカの地上絵だが、あれは雨が近くなると追い水現象とおなじ理屈で溝が水で満たされたように見えるそうだ。 どんな文明でも、雨は重要なファクターだからな。 血眼になって研究もするし、こういったものも作れるようになるだろう」 戦闘獣サイコベアー「それよりセニョール、あれ、なんて書いてあるの」 ハザリア「ウム」 どすーん! どすーん! どすーん! ハザリア「人工蜃気楼を発動させると同時に、落石があると」 マリ「遅いよ!」 ハザリア「えぇ~と、それから? あ~、水脈が?」 キャリコ「読みふけってる場合ですか!? 避難を!」 ???「旦那方、こっちですだ!」 【洞窟の外】 妖爬虫将軍ドレイドウ「ふぅ、間に合っただ」 ハザリア「誰だ貴様。そして、どこの生まれだ、その喋り方は」 妖爬虫将軍ドレイドウ「メカギルギルガンさまからガイドを仰せつかったのは、あっしなんでさ。 それを、どこで聞きつけただが、あの女が先回りして! 旦那は騙されてたですだよ!」 ハザリア「おかしな場所に連れて行かれたわけではなし、法外な料金を取られたわけでもなし、 べつに、あっちでよかったのだがなぁ」 マリ「お前な」 妖爬虫将軍ドレイドウ「とんでもねえだよ、旦那! あれは、とんでもねえ女ですだよ! 素性も知れねぇ流れ者で、カネ持ちの旦那を捕まえちゃぁ追い剥ぎみてぇなマネしてるだよ!」 ハザリア「剥がれるようなカネを持っていたらこんなところに来るものか」 戦闘獣サイコベアー「騙されちゃいけないよ、セニョール!」 妖爬虫将軍ドレイドウ「あっ、おめぇ!?」 戦闘獣サイコベアー「悪党はそいつさ! ここら一体を牛耳る強盗団のボスで、 セニョールがお宝探し当てそうだったから、取り入ろうとしてんのさ!」 妖爬虫将軍ドレイドウ「なにをいうだ、このッ!」 キャリコ「ねえ坊、デスダヨおじさんと ほうまんなチャンネー どっちがすきだ?」 ハザリア「きくまでも なかろうよ!」 マリ「待て待て! なんで『魔界塔士SaGa』風なんだ!?」 ハザリア「めんどくさいから、貴様らはそこでずっと言い争っておれ。 ここまで来たら、もうガイドなどいらん」 妖爬虫将軍ドレイドウ「いけませんだ、旦那! その洞窟に入ったら、ケツアルコアトルさまのバチが当たるだよ!」 ハザリア「ケツ・・・・・・? あぁ、マヤ文明で信仰されていたククルカンの別名か。 たしか、羽根の生えた蛇だったな。そんなもの、草むらで座り小便でもしない限り害はないだろう。 あぁ、貴様は気を付けろ? 鱗が引っかかって、大変なことになるそうだ」 マリ「神様ひっかけてセクハラするなよ! バチが当たるぞ!」 キャリコ「羽根生えてるっていうんだから、草むらにはいないんじゃないですか?」 妖爬虫将軍ドレイドウ「旦那っ、だから、ダメですって!」 ばっしゃーんっ! マリ「ぷはっ! なんだ!? いきなり地下水脈が増水した! 流される!」 ハザリア「ごぼっ、ごぼごぼっ! 慌てることはなかげぼっ! 先ほどの人工蜃気楼にあったとおりだ! 地下水脈の堰が外れ、訪問者を一気呵成に隠し部屋まで押し流す! 古代マヤの治水技術がいかにすぐれっ、がぼごぼっ!」 マリ「がぼごぼいっちゃってるじゃないか! あれ、お前、泳げなかったっけ!?」 ハザリア「そういえば、地球に来てからこっち泳いだ記憶があまりない! 水泳大会には出たことがないし、海ではずっと埋まっていた!」 マリ「全体的に体育の授業サボるから、いざってときにそういうことになるんだ! もう、いいよ! しょうがないからわたしにしがみつけ! 泳ぎは得意なんだ」 ハザリア「え、でも・・・・・・」 マリ「突然乙女のように恥じらい出すなよ!」 【石室】 マリ「ぷはっ! ハァ、ようやく、地面のあるところに着いた。 ここが隠し部屋っていうところか?」 ハザリア「筋張っていた。大変筋張っていた」 マリ「うるさいよ! お前には感謝の念ていうものがないのか!?」 ずしーん! マリ「エ、また落石?」 ハザリア「いや、床になにか仕掛けがあるな。 入室者があると同時に、石扉が閉まる仕組みだったようだ。 水洗トイレのある遺跡というのは比較的よく聞くが、フム、自動ドアまで完備とは珍しい」 マリ「珍しがってる場合じゃないよ。真っ暗でなにも見えないよ」 ハザリア「まぁ待て、ダンヒルがある」シュボッ マリ「ジッポとかにしとけよ! そういうムダ遣いするから、こんなジャングルの奥まで宝探しに来る羽目になるんじゃないか!」 ハザリア「動くなッ!」 マリ「エッ?」 つかつかつか マリ「な、なんだよ急に真面目くさった顔して。 ちょっと、こう、ビックリするじゃないか。 あのな、わたしは、あれなんだからな。 お前がろくでもないことしないように見張りに来てるだけであって」 つかつかつかつかつか マリ「あれ」 ハザリア「ほぅほぅほぅ! 見ろ! ミイラだ。いや、屍蝋だな。 かなり古いもののようだな。フム、この骨格は女か。 衣服が風化していなければ、マヤ独特の幾何学模様から身分を調べられるのだが。 この建築を見るに、少なくとも2000年は前のものだろうが」ポタポタ マリ「ええと、お前さぁ、濡れた服しぼるとか。まぁいいや」 ハザリア「副葬品の類はなし。どうやら、ここに葬られた王族というわけではないようだな。 王族ならば、こんな地べたにうつ伏せで捨て置かれているはずがない。 とすると、この屍蝋は何者だ。盗掘者の成れの果てか、それとも殉死者か。 殉死者だとすると、こちらの石棺には」 ズズッ マリ「あぁ、ハイハイ、よかったなうれしいな。 おい、たぶん聞こえてないだろうけど、服絞り終わるまでこっち向くなよ」ジャー ハザリア「おい、これを見ろ!」 マリ「見るなっていった矢先になんだよっ!?」 ボゥッ マリ「これ、クリスタルスカル?」 ハザリア「きちんと下アゴも付いた完品だ。 見よ、なんだかよぅわからんが、うっすらと発光しておる。 表面には一点の加工痕もなし! これぞ真のクリスタルスカル! マヤ文明が紡ぎ上げた解剖学と加工術の結晶! まさに見る者を惹きつける、魔性の美! フハハハハ、これを手にした人間は宇宙の真実を解き明かし、世界をその手に!」 マリ「オイ、待てよ。お前さっき、そういうオカルティックな要素、全否定してたじゃないか」 ハザリア「実物を見れば考えも変わるというもの。 このクリスタルスカルは古来よりチャネリングやヒーリングに使われており、 現代の研究でも、ひとを催眠状態に陥らせる効果があるとされている。 そう、下から光を当てた際、眼窩から放たれる、この不可思議かつ魅惑的な光の帯は 脳髄の中枢を七色に彩り穏やかな痺れとねじれをもたらし」 マリ「オイ、お前だいじょうぶか? ヘンなガスでも吸ったんじゃないだろうな」 ハザリア「そら、見てみろ」 サッ マリ「あ、あれ・・・・・・?」 カクンッ マリ「くー・・・・・・くー」 ハザリア「フン、眠ったか。チャネリングだのヒーリングだの、そんなものがあるはずないだろう。 貴様は女優体質で、特別催眠状態に入りやすい。 散々言葉であおり立てた上に、炎のゆらぎとクリスタルスカルのプリズム効果を重ね合わせれば、 この程度の催眠術は俺でもできる」 シュウッ ハザリア「フム、ライターの火が消えたか。 やはりな。酸素が薄くなっておる。カミソリ一枚通す隙間も作らないマヤの建築術だ。 気密性は折り紙付き。 せっかくクリスタルスカルを手に入れても、長時間閉じこめられていたら窒息死するのがオチだ。 酸素も少ないというのに、隣りでやいのやいの騒がれたらたまらん。 しばらく静かにしておれ」 マリ「くー・・・・・・」 ハザリア「いざというときは、そのまま安らかに死んでいけ。苦しむことなくな」 【数十分経過】 ハザリア「ハァ・・・・・・、ハァ・・・・・・、 いかんな。四方を探っても、亀裂ひとつ入っておらん。 なんなのだ、この部屋は。まさか、自然石をくりぬいたのではあるまいな。 いかん。ますます酸素が薄くなってきた。目がクラクラする」 ハザリア「・・・・・・いやいや、落ち着けハザリア・カイツ。 冷静になれ、考えろ、貴様は賢いのだろう? なにかしら抜け道があるはずだ。 ここが玄室であり、マヤ人が死者の復活を信じていたとすれば、 蘇った王が出ていくべき道が用意されているはずだ。 あぁ、いや、しかし、ここの石棺には、骨もミイラも入ってはいなかったな。 ここは単なるクリスタルスカルの安置室で、そこのミイラは盗掘者の成れの果てかもしれん。 だとしたら・・・・・・、あぁ、終わりか。 おい、貴様、死んだか」 マリ「くー・・・・・・」 ハザリア「死んではおらんか・・・・・・、なら、生かしておくとするか」 ハザリア「よし、考えろ、ハザリア・カイツ。 最後の酸素を吸い込み、横をちらりと見て、脳髄を奮い立たせろ。 なにかあるはずだ・・・・・・、なにか・・・・・・、四方は石の壁。 水脈に繋がる出入り口は石扉でふさがれている。そして天井・・・・・・。 天井・・・・・・? あぁ、そうだ。たしか、ピラミッドが建てられた当時のエジプトは現代とは相当気候が異なっていて、 上位倒立型の蜃気楼が現れていたというな。 逆さまの姿も込みで完成と考えられていたピラミッドには、天井にも階段が造られていた。 トンデモ本あたりでいうように、マヤとエジプトになんらかの繋がりがあるとすれば、 我々が入ってきた口とは逆方向に・・・・・・。 フ、フハハハ・・・・・・、ちょうどその位置に石棺があるではないか。 なるほど、あれは、踏み台として置かれていたのか」 ズズッ ハザリア「よし、やったぞ。仕掛けがある。穴だ。 ・・・・・・いや? 穴ではない。クボミだ。なんだ、この形は? 妙にでこぼこしておる・・・・・・。ガイコツ? まさか、ここにクリスタルスカルをはめ込めというのか?」 マリ「・・・・・・くー」 ハザリア「ええい、仕方がない!」 ガコン! ハザリア「チッ! がんどう返しか。クリスタルスカルが見えなくなった! 助かりたければお宝を置いていけということか! 大した防犯技術だ、まったく! 代わりに現れたこれは、なんだ? カレンダーストーンか。 幸い、現代の暦と不自然なほどズレていないから解読は簡単だが。 ふむ、ここにもマヤ文字か。 は? なんだ? 『記念日を指せ』?」 マリ「くー・・・・・・くー・・・・・・」 ハザリア「あぁ~と、マヤにおいて神聖とされていた日は・・・・・・、 ええい、知るか、そんなものっ!」 ガコンッ 【外 マヤ型ピラミッド】 ハザリア「ハァ・・・・・・、ハァ・・・・・・、なんだ、やけに小型のピラミッドだな。 ふぅ、新鮮な酸素だ。 あぁ、太陽の光をありがたいと思うのは、初めてかもしれん。 しかし、あれで開くとはな。なんでもやってみるものだ」 マリ「くー、くー」 ハザリア「オイ、起きろ。いい気なものだな。 しかし、貴様は筋張っておるな。たまらなく筋張っておるな」 戦闘獣サイコベアー「セニョール! あぁ、よかった、無事だったんだ!」 ハザリア「貴様か。なぜここにいる」 戦闘獣サイコベアー「なぜって、ついさっき、ここがキラッって光って。 それで追ってきたら、セニョールたちが」 ハザリア「オッサンと、デスダヨじじいはどうした」 戦闘獣サイコベアー「あぁ、あいつが本性を現して、気の毒だけど、ビールのおじさんは殺されたよ」 ハザリア「ほう、あのオッサンがな」 戦闘獣サイコベアー「それよりセニョール、お宝は? 見つけたんでしょ?」 ハザリア「俺をセニョールと呼ぶなら、下に『パ』を付けろ」 戦闘獣サイコベアー「は? セニョール・パ?」 ハザリア「茶番はそこまでにしろということだ」 戦闘獣サイコベアー「ちょっと、セニョール? ええと、パ? 突然なにいってんのさ」 ハザリア「最初の立体映像は、灯籠への点火とクリスタルスカルがあって初めて発動するものだった。 我々が閉じこめられた石室も、侵入者があると同時に扉が閉まる仕掛けだった。 脱出の手段もおなじだ。 つまり、あの迷宮にあったトラップには、全自動なものはなかったと考えるのが自然だ。 すると、ええ? おかしいではないか。 あの増水は、なぜ起こった? そして、増水の直前に洞窟から出てきたのは、誰だった?」 戦闘獣サイコベアー「・・・・・・チッ」 ハザリア「増水のことは立体映像に出ていたが、発動条件まで読み取る時間はなかった。 俺よりも早く解読したということは、貴様、マヤ文字を知っておるな」 戦闘獣サイコベアー「フ、フフフ・・・・・・、そうさ、その通り」 ハザリア「何者だ、貴様」 戦闘獣サイコベアー「これを見な」ぐぃっ ハザリア「なかなか豊満な谷間だが、生憎と俺は筋張った脚の方が好きでな」 戦闘獣サイコベアー「そっちじゃないよ。このタトゥーさ」 ハザリア「羽根の生えた蛇。ケツアルクァトル、いやククルカンか?」 戦闘獣サイコベアー「そうさ! これこそ、あたいがマヤ王の血を引き継いでいる証拠さね!」 ハザリア「アホらしい。とっくの昔に滅んだ文明の王家に、なんの意味がある。 そもそもマヤ文明とは都市やら小国家やらが寄り集まって形成されたものだろうが。 ひとくちに王家といわれても、どの程度のものか」 戦闘獣サイコベアー「そんなもん、ろくに字も読めない町の人間にわかるもんか。 あたいはね、親の顔も知らずにストリートで育ったんだ。 ひとりで、ひとりぼっちで、街の連中から蔑まれながら! だからね、やつらを見下ろしてやりたいのさ! あたいの方が上等な人間だって!」 ハザリア「王家の証を立てるためには、王家の秘宝が必要だと考えたのか。 それで、なんだ、我々を利用したのか。 貴様の下らん見栄のために、こやつを窒息死の危険にさらしたということか」 戦闘獣サイコベアー「騙したのは謝るよ。でもさ、あたいだってまともな生活ってもんをしてみたいんだ。 そのためだったら、なんだってやるさ。 ねぇセニョール? なんだったら」 パシンッ ハザリア「薄汚い手で触れるな。卑しいモノゴイが」 戦闘獣サイコベアー「モノゴイだって?」 ハザリア「貴様、王侯貴族というものをわかっておらんようだな。 あんなものはな、過剰包装されたコジキに過ぎん。 貴様は、コジキからコジキになりたがっている、世にも面白いコジキというわけだ!」 戦闘獣サイコベアー「コジキじゃない! あたいは、コジキなんかじゃない! あたいをコジキだなんて呼ぶやつは許さない!」 ハザリア「たかがコジキが、なぜふんぞりかえっていられるのか。 それはな、お恵みを与えてださる連中のために死んでやる義務を負っているからだ。 命をくれてやる相手のひとりもいない貴様は、なにをどう転んだところで王にも貴族にもなれん!」 戦闘獣サイコベアー「あんただって、あんただって没落貴族だっていうじゃないか!」 ハザリア「俺は、貴族の自覚は持っていても誇りなどは持ち合わせておらん。 それに、なにしろ没落しておるからな。無差別に命をくれてやる慈善精神もない」 戦闘獣サイコベアー「わけのわかんねぇこと、ゴチャゴチャいいくさってんじゃないよ! お宝を出しなぁっ! あったんだろぅっ!?」 ハザリア「あったにはあったが、持ってはおらん。 持ち出せない仕組みになっていた」 戦闘獣サイコベアー「なら、もうあんたたちに用はないってことだねぇっ!?」 ハザリア「フハハハハハハハッ!」 戦闘獣サイコベアー「気が触れたかい?」 ハザリア「女というのは、なんだな、人の話を聞かない遺伝子でも持っておるのか。 こやつが最初にいっていたのを、覚えてはおらぬか。 俺はな、こやつが見ておらんと、ろくなことをしないのだ」 戦闘獣サイコベアー「ヒッ」 マリ「うん・・・・・・? あれ、わたし」 キャリコ「あぁマリ嬢、目が覚めましたね」 妖爬虫将軍ドレイドウ「よかったですだぁ」 マリ「キャリコさん、なんで?」 キャリコ「あの豊満バディな自称ガイドさんを追っかけてたら、あなた方を見つけましてね」 マリ「そのひとは?」 キャリコ「ああ、ほんとにガイドさんでした。 衛星携帯電話でメカギルギルガンさんに確認したら、すぐわかりましたよ」 妖爬虫将軍ドレイドウ「一時はどうなることかと思っただ」 マリ「キャリコさん、なんでスコップなんか担いでるんですか?」 キャリコ「はい、穴を掘っていて」 マリ「そっちのガイドさんは、なんで泥だらけなんですか?」 妖爬虫将軍ドレイドウ「はい、蛇を捕まえていましただ」 マリ「エッと、あの、メキシコ娘は?」 ハザリア「ん、ああ、用は済んだから、座り小便だけはするなと忠告してお帰り願った」 マリ「は?」 チキチキチキチキチキチキ・・・・・・ マリ「お前はさぁ、用が済んだら途端に興味なくしちゃうの、 直さないと社会生活を送る上で困ったことになるぞ」 ハザリア「ああ、俺は貴様がおればそれでよいからな」 マリ「お前ッ! ズルい! そういうのはズルいよ! 取り消せッ! 撤回しろよ、オイッ!」 ハザリア「あぁ、うんうん、えぇと、これが太陽で月で、名詞と助詞の関連が・・・・・・」ブツブツ マリ「こっち向けよ!」 キャリコ「ああ、ダメですよマリ嬢。 坊、さっきからこの小型ピラミッドで見つけた石版の解読に没頭してますから。 ああなると、外の声が聞こえなくなっちゃうって知ってるでしょ? いまのも、うわごとみたいなものですから」 マリ「このッ、卑怯者!」 ハザリア「よし、読めた!」 キャリコ「なんて書いてあったんですか? 今度こそお宝のありかですか?」 妖爬虫将軍ドレイドウ「神様の言葉ではねぇですだ?」 ハザリア「そんな上等なものではない。よいか貴様ら、気を落ち着けて聴け。 『マヤ歴8月1日 やった、彼女がプロポーズを受けてくれた!』 『マヤ歴8月2日 新居の建築に取りかかる。彼女との幸せな日々を想いながら』 『マヤ歴8月8日 円形劇場で、彼女が別の男といるのを見た。いや、まさか、彼女に限って』 『マヤ歴8月16日 彼女から借金を頼まれる。私は彼女を信じる。信じたい』 『マヤ歴8月20日 見間違いに決まっている。彼女が、また別の男とホテルから出てくるなんて』 『マヤ歴8月30日 酒場で彼女が男と話しているのを聴く。私をカモる計画だった』 『マヤ歴8月31日 くそっ、くそっ、あの女! 信じていたのに! 愛していたのに! 許せない!』 『マヤ歴9月1日 設計を変更。ヒヒヒヒ・・・・・・』 『マヤ歴10月1日 素知らぬ顔をして彼女を新居の見学に誘う。奥の石室に家宝を隠してあると伝える』 『マヤ歴10月5日 彼女は帰ってこない。石室の扉は締まっていた。 しかし私は残酷な男ではない。私との愛を思い出してくれたなら、生き残ることができる道を用意しておいた。 思い出せなかったのなら、そのときは、ヒヒヒヒ、フヘハホホホおdkぢいえdふqえqお』 マリ「えーと」 ハザリア「ここから先は解読不能だ。すでに文字ですらない」 キャリコ「なんですか、そのやっすいサスペンスドラマみたいな日記は」 ハザリア「謎の文明などと呼ばれていても、住んでいたのは普通の人間だ。 現代の昼ドラと大差ない生活を送っていたようだな。 この小型ピラミッドを始め、今回の遺跡は、半分頭がおかしくなった建築家が造ったものらしい」 妖爬虫将軍ドレイドウ「そんな! いくら小型といっても、ピラミッドが一個人のものだなんて!」 ハザリア「地球を裏から支配してるとか勝手なこといわれてる秘密結社も、元は石工の組合だろう。 考えてもみよ、古代において石工とは、神の館を造る技能を持つ者たちだった。 一部分においては、王侯貴族すら及ばない権限を持つことも珍しくなかったらしい。 中には、試作品ついでに新居をこしらえる浮かれたのもいたのだろうよ」 マリ「じゃ、あの石室にあった屍蝋って」 ハザリア「この日記に登場している欲深女だろうな」 キャリコ「2000年の時を超えた愛憎劇ですかぁ、ロマンを感じますね」 ハザリア「最初の暗号を見た時点で気付くべきだったのかもしれんな。 『太陽と大地がふたたび蛇を産むための供物をここに納める』。 マヤの最高神ククルカンは、太陽神の妻であるところの大地母神から産まれたとされている。 怒れる建築家にも、一縷の正気はあったらしい。 もしも女が生きて帰ってきたら、復縁するつもりもあったのかもしれん。 結果は、このザマだがな」 キャリコ「2000年のときを越えた愛憎劇ですかぁ。ロマンを感じますね」 ハザリア「2000年後には、オッサンが屍蝋になって発見されるかもな」 キャリコ「またまた!」 ハザリア「帰ったら早速スペクトラのおばちゃんに報告だ!」 キャリコ「またまた!」 ハザリア「またまたではない!」 キャリコ「さっ、じゃぁメキシコシティでラーメンでも食べて帰りましょうか」 ハザリア「よし、報告はなしだ」 マリ「安いな、お前!」 妖爬虫将軍ドレイドウ「ここメキシコでも、カップラーメンは大人気ですだ!」 マリ「わざわざメキシコで食べる意味、ないんじゃないかなぁ」 【空港】 妖爬虫将軍ドレイドウ「これに懲りず、またいらしてくださいだ。 本当のメキシコは、いい国ですだよ」 ハザリア「ああ、次はアステカの遺跡でも掘ろうか」 マリ「その前に、お小遣い帳付けような?」 ハザリア「オコ・・・・・・ヅカ・・・・・・? はて」 マリ「あくまでとぼける気か!?」 マリ「う~ん」 キャリコ「どうなすったんです? マリ嬢」 マリ「よく覚えてないんですけど、わたしたち、どうやってあの石室から出たのかなって」 キャリコ「さぁ。私は知りませんよ。坊はなにも話してくれません。 坊がああいう態度のときは、たぶんどう訊いても答えてはくれないでしょう」 マリ「そういえば、クリスタルスカルはどうしたんだろ」 キャリコ「石室から持ち出せない仕組みだったそうですよ?」 マリ「こんなとこまで来て、あいつが宝をあきらめるなんて」 キャリコ「そういえば、あのピラミッドでこんなものを見つけたんですけど」 マリ「なんです、それ」 キャリコ「カレンダーストーンですよ。マヤの暦を刻んだものでしてね。これがまた、異様に正確で」 マリ「ちょっと、壊れてますけど」 キャリコ「ああ、坊が乱暴に叩いたみたいですね。これじゃ売り物にはなりませんよ。 壊れてるのは、12月6日のようですが」 マリ「12月6日!?」 キャリコ「心当たりがおありで?」 マリ「あいつが、わたしを演劇部に誘った日だ」
https://w.atwiki.jp/midland_dollhouse/pages/108.html
イエロークリスタル 合成用アイテム レア 手に入るMAP:コットの農場入口、岩の洞窟、アルス高原、稲荷神社、西の平原、七坂神社 合成に必要な素材:なし 合成先: マーチングリーダー服 マーチング指揮棒(青) ブレッドバスケット フラワーショップワンピース フラワーショップワンピ(黄) ビアホールバンダナ ビアホールドレス(緑) ビアホールドレス デーモンフォーク(赤) グラジオラスの杖 グラジオラスの服 エーデルワイスの髪飾(青) エーデルワイスの髪飾 ヴァンパイアステッキ インディアンのワンピース インディアンの髪飾り インディアンの太鼓 魔術のワンピース(橙) 魔術のワンピース 高級ディアンデル(青) 高級ディアンデル 雪のワンピース 鏡の女王のティアラ 鉄の鎧 鉄の斧 鉄のヘルメット 西の海賊の帽子 花街の髪飾 花束 花太鼓 艶の髪飾 艶の振袖(黄) 舵 童話王子の服 祝いの衣装 百日草の傘 百日草のミニドレス 町娘のフリル服(青) 町娘のフリル服 町娘のフリルカチューシャ 玉藻の髪飾 玉藻の服 玉藻の扇 猫道士の服 猫のお面 煙管 火の精霊の服 浪漫通りの制帽 水玉の傘(黄) 桜のリボン 望遠鏡 星読師の服 小悪魔ドレス 売り子のヘッドドレス(茶) 売り子のヘッドドレス 兎耳付き和リボン 上級エルフの帽子 ロングシルバーボウ メイドのポット フリルカチューシャ(青) ビールジョッキ バスケット ドラニアの髪飾 スタンドマイク シルバーワンド シャクナゲの髪飾 コンポジットボウ ゲルダの帽子 クロスボウ キツネ服 キツネ帽 ウリウリ お見舞いの品 ICプリム
https://w.atwiki.jp/sutafoparo/pages/67.html
母乳プレイは表現出来なかった。他の発情期ネタといくつか表現が被ってるけど気にしないでくれ。 フォックスとクリスタルの息子マーカスが生まれてから二年が過ぎた頃、クリスタルは発情期に入ってた。 発情期は毎年春になると気持ちが高ぶり、性行為を求めたくなる。 クリスタルは発情期になってもある程度の我慢は出来るものの育児に専念していたためフォックスと交わることがなく、今回は我慢が効かなかった。 マーカスに乳をやるたびに感じて、嬌声を漏らすこともあった。 クリスタルが我慢すればする程この気持ちをフォックスの自身で中を貫いて鎮めてほしいという感情が高まり、この疼いた秘部にフォックスの自身に突っ込まれて熱く、激しく中を貫いてほしいと身体が求める。 一刻も早く、フォックスと交じりたいクリスタルはマーカスを寝かしつけると近くで寝ているフォックスの元に行き、服を脱がせていく。 フォックスは突然、服が脱がされてスースーする目が覚めた。目の前にはトロンッとした目でこちらを見つめるクリスタルがいた。 フォックスはクリスタルの積極的な様子に戸惑い、驚いた。しかし驚きとともにクリスタルの積極的な態度がフォックスをムラムラとさせる。 フォックスは身体を起こすとクリスタルの乳首を舌の先でつついて刺激を与える。 フォックスが乳首を刺激する度にクリスタルの荒い息使いの中に喘ぎ声が混じり、乳首を固くする。 乳首をつつかれるだけで敏感に感じながらもクリスタルはそんな事より早く、フォックスの自身で貫いてほしいと願う。 しかし、わざとフォックスは焦らすようにクリスタルを攻めていく。 クリスタルは中々交わらないフォックスに「フォックス…早く…入レテ…」と涙目になりながら頼み込む。 クリスタルはフォックスをさらに急かすように自身を握る。が、自身を掴むとすぐにフォックスはクリスタルの手を払いのけた。 するとクリスタルはペタリと耳を垂らしてフォックスの顔を見る。 フォックスはクリスタルのその表情を見るとクリスタルの前に立ち上がり、自身を近づける。 自身を近づけてフォックスはクリスタルに「クリスタル、早くしてほしいんだろ…?なら一生懸命舐めて綺麗にして。」と迫る。 フォックスがそういうと股を指指して、クリスタルは迫られるままにまだ興奮していないフォックスの自身をくわえる。 そのときフォックスに「誰がくわえていいっていった?」と言われる。 くわえたまま困惑するクリスタルの頭をフォックスがクリスタルの頭を手で押し戻して 「丁寧に舐めるだけだ。出来るだけ美味しそうに舐めるんだぞ。」と言われる。 クリスタルはフォックスの言われるがままに従い フォックスの自身に舌を這わせる。 クリスタルは必死に立ち上がってないフォックスの自身を早く立ち上がらせようと舌を素早く動かす。 クリスタルが素早く舌を動かしているとフォックスの細い腰に手を回してさらに密着してフォックスの自身を舐めあげる。 だんだんフォックスの自身が立ち上がり、クリスタルの唾液と先走りが混じる。 お互いの淫汁がポタポタとシーツの上に垂れて染みを作る。 フォックスの自身が立ち上がり、舐めにくくなった所でフォックスの自身から白い精液がわずかに出る。 「よし、今度は俺がイクまで口でしゃぶるんだ。」というとフォックスの自身はクリスタルの口に包まれる。 クリスタルは早く交わりたいが為にくわえ込むと頭を上下に動かしてフォックスの自身を攻める。 クリスタルが上下してフォックス自身に口で奉仕するたびにジャプジャプと唾液と先走りの水音が奏でられる。 「口に…出すッ…ぞ…」フォックスがそういうと腰が震えてクリスタルの口に射精した。 やはり、フォックスも発情期の影響を多少受けているのか精液の量が前よりかなり多かった。 クリスタルはフォックスの精液を全て飲み干してフォックスの自身を確認するとまだ硬く、そそり立っていた。 フォックスは射精の余韻を味わうとクリスタルをベットに押し倒した。 押し倒すとギィッとベットが軋む音が聞こえる。 フォックスはクリスタルの秘部を触るとグッショリと濡れていた。 愛撫する必要がないと判断したフォックスはクリスタルの秘部の入口に自身の先っぽを押し当てる。 クリスタルはひくっと息を呑んでそのときを待つ。そのとき、ズプッとクリスタルの秘部にフォックスの自身が侵入してくる。 「ァッ…ッフォックス…もっ…と…」クリスタルがそう言い終わるするとフォックス腰を激しくは動かす。 フォックスの動きが激しくなり、クリスタルは疼いていた秘部に蓋をされるような快感に襲われる。 激しく性行為をする二人の結合部分からはジュプジュプと卑猥な音が聞こえてくる。 クリスタルは激しく突かれる度に喘ぎ声と「もっ…と…ホ……しい」と呟く。 クリスタルに言われる度にフォックスはパンパンと腰の打ち付ける力を強くして速度を上げる。 フォックスは「ゥッッ!」と呻くと同時に一度目の射精をクリスタルの中にする。受け止めれなかったフォックスの精液が結合部分から垂れている。 二人が少し休憩するとまたフォックスの腰が動いて快感を呼び起こす。 先程フォックスの性が注がれて暖かいクリスタルの秘部がさらに熱くなる。 するとクリスタルは四つん這いになり「バックで…フォックスイカせて…」といった。 フォックスは四つん這いになったクリスタルを見るとプツンと理性が外れ、ケモノのサカり声を上げて挿入した。 低く唸り声を上げて力強く揺さ振る。フォックスの口からはだらしなく唾液を垂らしてハァハァと息を荒げている。 フォックスも発情期を抑えるのに必死だった。しかしもう理性が利かない。 クリスタルと発情期が収まるまで性行をしていたいという感情しかなかった。 一際激しくクリスタルの中を突き上げると射精をする。熱い射精を感じるとクリスタルは意識が遠くなる感覚に陥った。 そして、目の前が暗くなり前のめりに倒れた。フォックスはクリスタルが急に気絶するのを見て我に戻った。 フォックスは行為で汚れたお互いの身体を拭き取ると裸のまんまクリスタルを抱き寄せて眠りについた。
https://w.atwiki.jp/sutafoparo/pages/54.html
「冷やかしなら、帰った。帰った」店主は、にべもなくクリスタルを突き放 す。 ソンテイルの里、初めて立ち寄った道具屋でクリスタルは途方に暮れてい た。いくつかのアイテムが彼女の興味をひいた。しかし、彼女はこの星での 通貨”スカラベ”を持っていない。 スカラベとは、岩の下などから希に見つかる甲虫のような姿のエネルギー 生命体で、彼らにとってそれは価値のあるものらしかった。だがそれは空気に 触れると1分も持たずに雲散霧消してしまう。だから、”スカラベ袋”という アイテムがなければそれを所持することは不可能で、彼女はそれをまだ手に入 れていなかった。 「まあ、譲ってやらなくもないが──」 肩を落とし店を出ようとするクリスタルの背中に、店主は小声で、しかしは っきり聞こえるように言った。 クリスタルが振り返ると、店主の爬虫類独特の凝視が彼女を観察していた。 店主── 一見肉食系の恐竜人類のように見える、しかし彼の下半身はなぜ無 いのだろう?まるで幽霊のように先細りになった胴体で宙に浮いている。そん な姿にもクリスタルはさほど驚かない。彼女は魔法が科学と同等に存在してい た惑星セレニアの出身だったし、彼女の故郷に比べればここ惑星サウリアの 人々は、いたって普通であった。 「お前さん、哺乳類の雌だね?宇宙(そら)から来たのかい?」店主が物珍し げに聞く。 「そうよ」憶えたての恐竜語のつたない発音でクリスタルはうなずいて、店主 の方へ踵をかえした。 店主はふむふむと頷きながら、クリスタルのそばへふわふわとやってくる。 「あんたにぴったりの需要があるんだ。協力してくれれば、あんたの欲しいも の提供しようじゃないか」 「需要?なんですって?」”需要”という単語にまがまがしものを瞬間的に感 じて、クリスタルは腰の錫杖に手を伸ばした。 が、店主の手はそれよりも速かった。彼女の手は錫杖を掴むことなく、ひね り上げられた。そして、天井から下がる鎖が彼女の右手の手甲の留め具を通し て繋がれる、続いて左手も。そして、ぐいと鎖の端が引かれると抵抗空しく 彼女のつま先は地面から離れた。 「は、放しなさいっ!」両手を頭上にしてつり下げられたクリスタルは脚をば たばたさせてもがく。 店主を蹴飛ばすべく延ばした脚を、彼は易々と掴んで手慣れた作業のように 彼女の両足首を束ねて縛り、そこへ重しのついた鎖を繋いだ。もう一度天井か らの鎖を引くと、脚の重しとの間で彼女は引き延ばされ、腰をくねらせるくら いしか身動き出来なくなってしまった。さらに、彼女は尻尾でもって最後の 抵抗を試みたが「邪魔だ」と店主はそれを彼女の膝に結わえてしまった。 「まあ、おとなしくしてればすぐにすむし、あんたも楽しめると思うがね」 彼女を繋ぎ止める一連の作業を終えて、店主は店の奥の棚を物色しに戻ってい った。 「何をするつもりなの?!」彼女は身体を揺すりながら精一杯すごんだ声で言 う。 「哺乳類の雌からは、我々の嗜好品が採れるのさ。それは、我々爬虫類からは 採れないもの──」店主はガラス瓶の入った箱をかちゃかちゃ鳴らしながら持 ってきて、彼女の足下に置いた。 「そう、あんた等の言うミルクというやつさ」 そう言って店主はクリスタルの金色のブラに手を延ばし、いとも簡単にそれ を、引きちぎった。 店主の鱗に覆われた手が彼女の乳房をすくい上げるように掴み、やわやわと 揉んでその量感を確かめる。少々小ぶりに見えるが、たっぷりとした重みのあ る形の良い乳房が3本指の手で搾るように揉まれる。揉まれるたびに鱗の先端 が彼女の乳房を覆う産毛を通してちくちくと突き刺さり、くすぐったい感覚を 彼女に与えた。 「その手を放しなさい!大体、私、ミルクなんて出ない──!」まだ瑞々しい ピンク色の乳首をつままれて、クリスタルの声が詰まる。 「そうだろうね、まだ子を孕んだことも無さそうだし」店主は彼女の乳房から 手を放すと、箱へ手を伸ばし小さな緑色の果実をいくつか取る。そしてそれを 両手ですり潰すと、とろりとした乳白色のジェルがしみ出した。ジェルで濡れ た両手を彼女に開いて見せると、 「だが、そんなことは関係ない」店主はニヤリと笑うと、両手で彼女のそれぞ れの乳房を掴み、転がすように揉みしだきながらジェルをすり込んだ。さらに 砕けた果実のかけらをつかって、乳輪から乳首の先端まで入念にジェルが塗り 込まれた。 なすがままにされるクリスタル。眉間にしわを寄せ、乳房をいじられる感覚か ら逃れようと必死であった。店主が行う施術は愛撫とかいうものとはほど遠い 「作業」で、乱暴さは無いものの彼女には不快感だけが高まっていた。 ──しかし。 変化があった。まず、乳房全体が火照ってきた。息が荒くなり、心臓の鼓動が やけに大きく感じる。そして、心なしか胸が重くなったような── 青い果実のようだった彼女の乳房は今や熟れはじめ、曲線が一段とふっくらと、 特に下乳が重そうなカーブを描く。桜色だったその先端はより赤みを増し、申 し訳程度だったその先端は授乳するための器官へと変貌していた。 「頃合いかの」店主は彼女の変化を見て取るや、息づかいで揺れる彼女の右の 乳房をわしづかみにした。 「あぅっ!」血流が集まり膨らみきった乳房を圧搾され、クリスタルはこらえ きれない悲鳴を上げた。 両の手で輪を作り麓の方から頂上へと径を狭めながら搾る。 「そ、そんな、ああっ」店主の手から逃れようと身体を左右に揺すると、左の 乳房が重そうに揺れる。そしてその左の乳房にも右側と同じように搾られた。 外側から加えられる圧搾と内部の血流の反発がもたらすリズムが、乳房を熱く させ両方の先端にじんとした疼きをもたらす。 「ああっ、また、駄目ぇっ」彼女の身体はいとも簡単に彼女の理性を裏切る。 乳輪の中に慎ましくしていた桜色の乳首に血液が集まり始めた。店主によって 塗り込まれたジェルのせいで狂わされた彼女の身体を、クリスタルはコントロー ル出来なかった。彼女の理性がどんなに拒んでも、彼女の女としての本能は乳 房に与えられる刺激を授乳のサインとして反応するのだ。 ピンク色だった乳首はみるみる赤みを増し、赤子にどうぞ吸いなさいとアピー ルするように小指の先ほどに大きく膨らんだ。 「お仲間のオスなら堪らないんだろうけどねぇ」乳房を蹂躙していた腕がその 動きを止め、その指がそれぞれの乳首へと迫る。親指と人差し指で扱くような 動作を彼女にわざと見せた。 「さあて、どうなるかな」結果を知ってて店主は彼女の羞恥を引き出すように 聞く。 「何を、嫌っ!止めてぇっ」右の乳首が指につままれた、そして左も。 つねる、ひねる、転がす、引っ張る、そしてしごき上げられる。乳首をいじめ られて、クリスタルは何度も嬌声を上げる。指の鱗と爪が彼女の鋭敏な神経を 巧みにそして的確に嬲っていた まるで胸に電極があるみたいだった。脳幹を刺激する乳首からの信号は、やが て彼女の陰部にも飛び火する。充血した淫核がフードを押し上げてその興奮を 主張する。肉壺の襞はしっとりと濡れはじめ、望みもしない愛液の雫がとろり と外淫から漏れてきた。 『感じたくない、感じたくないのにっ!』クリスタルは自分の感覚に必死で 抵抗した。薬物で塗り込められていたとしても彼女の戦士としてのプライド が、自分の淫猥さを認めようとさせなかった。 しかし、噴き出た汗でぬめる乳首を何度もしごかれ、彼女の抵抗は空しくなろ うとしていた。 刺激を止めてくれない限り、その瞬間が来るのを拒めない。じりじりと焦げる ようなもどかしさが彼女の胸の先端に集まってきて、頭の中で火花が散り始め る。 「駄目、駄目、乳首で…乳首でイクなんてぇぇっっ!」凛としていた彼女から は想像も出来ないような淫らな声が喉から絞り出される。と同時に膨らんだ 両方の乳首の先端から白い雫がピュッと堰を切ったようにあふれ出す。指の締 め付けを緩めると濃いミルクが射精のようにはぜる。 「素晴らしい!」店主は両方の乳首を寄せると先割れの舌でミルクを舐め取り 始めた。とがった舌先が乳首の先端を刺す度に、ミルクがじくじくとあふれ出 る。 店主に乳首を舐め上げられながら、クリスタルは焦点の定まらない目で射乳と 濡れそぼった陰部でくすぶり続けるもどかしい感覚の余韻を感じていた。 薄められた果汁のような味の初乳を堪能し、店主はようやく彼女の胸からその 頭を上げた。 「おっと、儂が飲んでは商売にならんな」口の端を上げ最後に乳房を愛おしむ ように揉みながら彼は手を退いた。 箱の中に置かれた手に余るほどの大きさの壺を手に取るのを、クリスタルは朦 朧とした目で追った。 「さて娘、休んでいる暇はないぞ。これからが本番」 店主は壺の封を切った。中にぬめりとした光沢が見え、魚が腐ったような嫌な 臭いがあふれ出した。その中に手を入れると、短い土色の紐を取り出した。 「!」クリスタルの瞳孔が狭まった。その紐が生きていたからだった。それは 店主に尻尾を握られたまま数回身体を振ると、何かに気付いたようにクリスタ ルに向かって鎌首をもたげたのだ。 それはヒルに似ていた。輪切りされたような頭には円形の口以外の器官はな く、その内側に並んだ鱗状の歯が捕らえたものを引きずり込もうと蠕動してい るのが見える。そしてそれは何度も身体を伸ばし、彼女に襲いかかろうと試み ていた。 血の気が引いた。さっきまでの身体の火照りはまだ残っていて、乳首からはま だ母乳がぽつりとたれていたが、そんなものを気にしていられる状態ではなく なった。それが何を求め、店主が何をさせようとしているのか、想像がついた からである。 「い、一体、それは…」震える声で聞く。歯の根がガチガチと震えて口を結ぶ ことが出来ない。 「見ての通りのものさね。こいつはシャープクロウの好物なんだが、哺乳類の 乳がたんまり吸わせて活き締めした奴は特に高く売れるんだな」 クリスタルは一瞬気が遠くなり、次に恐怖で涙があふれ出た。 「お願い!そんな恐ろしいこと、止めて!」クリスタルは狂ったように身体を 揺するが、店主は空いた手で彼女の肩を掴み動きを止めた。泣きわめくクリス タルをよそに、店主は彼女の右乳房のふくらみの上に乳ヒルを載せた。 「いやあぁぁぁっ!取って!取って!お願いぃーーっっ」 それが店主が聞き取ることが出来た最後の言葉だった。最早彼女には恐竜語を 話す余裕など無かったのである。その後もクリスタルは必死の懇願と抗議を続 けたがそれらは彼女の母星セレニアの言語へ変わっていた。美しく悲壮な音楽 にも聞こえるその言葉を、店主は理解することが出来なかった。
https://w.atwiki.jp/abcdmousou/pages/160.html
連鎖のクリスタル Crystal 3(-) / 150f 最大MP+1 ドローストック+1 -- http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/27456/1135510382/563 コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sumaburamousougame/pages/451.html
作る? 初版と最新版 初版:2012/09/08 (土) 12 35 34 最新版:2015/03/25 Wed 17 13 27 メタ・クリスタルとは? これの事である。 関連 なんでも新BGM投票 BGMリスト BGMテンプレ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/10247.html
クリスタル・セージ 水 VR コスト6 7000 リキッドピープル ■進化ー自分のリキッドピープル1体の上に置く。 ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、他のクリーチャーを全て持ち主の手札に戻す。 ■このクリーチャーはブロックされない。 ■W・ブレイカー 作者:プッチ 評価 名前 コメント -
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/1403.html
16-クリスタル〔くりすたる〕 作品名:苺ましまろ 作者名:[[]] 投稿日:[[]] 画像情報:611×480px サイズ:125,219 byte ジャンル:基本サイズ外 キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 個別苺ましまろ 基本サイズ外 苺ましまろ
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/3452.html
みずのクリスタル とは、ファイナルファンタジーシリーズからのゲストキャラクター。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール みずのクリスタル 他言語 Water Crystal (英語) 初登場 ファイナルファンタジー 任天堂初登場 【スーパーマリオRPG】 水を司るクリスタル。 作品別 ファイナルファンタジーシリーズ 初代『ファイナルファンタジー』で初登場。以降のシリーズにもたまに登場する。 基本的には水と言うよりも海を司る役割で使用されており、『ファイナルファンタジー』では「クラーケン」に光を抑えられた事により海の光が消えて漁ができなくなり、『ファイナルファンタジーⅢ』では破壊された影響で地上世界全てが水没してしまっていた。 『ファイナルファンタジーⅣ』では主人公セシルがOPでミシディアから奪ったクリスタルとして登場。 『ファイナルファンタジーⅤ』ではウォルス国がウォルスの塔でエネルギー増幅装置を使って水を洗浄していたが、無理をさせすぎた事により砕け散り、ウォルスの塔ごと水没してしまう。 【スーパーマリオRPG】 HP FP 攻撃 防御 魔攻 魔防 素早 経験値 コイン 1800 250 0 130 120 50 12 30 0 弱点 火 無効 氷・せいすい毒・眠り・沈黙・恐怖 技 けっしょう (単体に氷属性の魔法攻撃/ガード不可) アイスロック (単体に氷属性の魔法攻撃/ガード不可) さぶざむ (全体に氷属性の魔法攻撃/ガード不可) カチカッチン (全体に氷属性の魔法攻撃/ガード不可) ダイヤモンドカッター (単体に無属性の魔法攻撃/ガード不可) ボーナス なし アイテム なし 引用元 スーパーマリオRPG 完全攻略 Super Mario Wiki 【クリスタラー】が引き連れて来るクリスタルの1体。魔法攻撃力は【ひのクリスタル】に次ぐ高さを誇る。 水…というよりも氷属性のスペシャルを多用。「アイスロック」は単体攻撃だが氷属性最高威力なので食らうとかなり痛い。 「ひまんパタこうら」(防具)や「セーフティーリング」といった属性攻撃を防げる装備をしていれば大半の攻撃を無力化できるが「ダイヤモンドカッター」だけは無属性のため、注意が必要。 HPは【かぜのクリスタル】の次に低いので、頭数を減らすためにも2番目に倒してしまうと良い。 【スーパーマリオRPG(Switch)】 「けっしょう」「アイスロック」「ダイヤモンドカッター」がガード可能に。 無属性の「ダイヤモンドカッター」はボタンガードのタイミングが掴みづらい攻撃だが、防げるようになれば楽になるだろう。 本作でも「さぶざむ」と「カチカッチン」は中々に痛いので、早めに倒して攻撃の手数を減らしたい。 みずのクリスタル(立体)クリスタラー(立体)がお供として引き連れている。使用する技は増えていないが、最大HPが上がったので倒すのに時間がかかる。みずのクリスタル(立体)のHPを0にすると、クリスタラー達に魔法攻撃力と魔法防御力を上げるバフをかけてから消滅する。周知の通り、クリスタル達は魔法攻撃がメインなのでバフ効果としては危険な部類に入る。「ジーノフラッシュ」等の全体攻撃の無属性スペシャルわざでまとめて削っていく場合は、最大HPの低さからコイツが2番目に倒される事が多く、この場合は否応にもひのクリスタルや、つちのクリスタルから強くなった魔法攻撃が飛んでくる事になる。…しかしクリスタラー達はバフが無くても魔法攻撃が強い奴らなので、みずのクリスタルの撃破を後回しにしようがこちら側が受ける被害は大して変わらない。むしろ攻撃してくる敵を減らす方が重要なので、体力回復が追いつく状況に出来ているなら撃破順を気にせず倒してしまっても構わないだろう。 元ネタ推測 水+クリスタル 関連キャラクター 【クリスタラー】 【ひのクリスタル】 【かぜのクリスタル】 【つちのクリスタル】 コメント 名前 全てのコメントを見る?